蓄積した情報を各主体間で共有・活用
地域の実情に応じた活動の創出・継続・発展へ
顧客名:兵庫県尼崎市様
事業者支援住民サービス 情報共有データ蓄積
尼崎市 総合政策局 協働部 協働推進課
課長
西田 真弓 様
兵庫県尼崎市
人口:457,143人(令和3年12月1日現在)
世帯数:222,370世帯(令和3年12月1日現在)
概要:尼崎市は兵庫県の南東部に位置する中核市。阪神電車、JR、阪急電車が東西に走っており、大阪や神戸、京都や奈良へも乗り換えなしでアクセスが可能。関西3空港へも1時間以内で移動できる。
工業地帯が住宅地として大きく変貌を遂げたまちの今後の発展性や、優れた交通利便性などが高く評価され、平成30年には「本当に住みやすい街大賞2018in関西」でJR尼崎駅周辺が第一位に選ばれた。
世帯数:222,370世帯(令和3年12月1日現在)
概要:尼崎市は兵庫県の南東部に位置する中核市。阪神電車、JR、阪急電車が東西に走っており、大阪や神戸、京都や奈良へも乗り換えなしでアクセスが可能。関西3空港へも1時間以内で移動できる。
工業地帯が住宅地として大きく変貌を遂げたまちの今後の発展性や、優れた交通利便性などが高く評価され、平成30年には「本当に住みやすい街大賞2018in関西」でJR尼崎駅周辺が第一位に選ばれた。
URL:https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/
2021年9月インタビュー実施
- トーテック
- ―最初に、尼崎市様の地域共生に対する取り組みについてお聞かせください。
- 西田様
-
本市では、平成28年度に制定した「尼崎市自治のまちづくり条例」の理念を具体化するため、「地域振興体制の再構築」に取り組んでいます。
「地域振興体制の再構築」は、地域にある資源を、従来の施策分野や官民の垣根を越えた「まちの資源」として見つめ直し、それぞれの持つ力がより発揮される基盤を築いていくために、行政の地域への向き合い方を大きく変えていこうとする取り組みです。
- トーテック
- ―その中でシステム導入を検討されたのはなぜでしょうか?
- 西田様
- この取り組みを進めるためには、地域にある資源の把握や行政内外の各主体間における情報共有を円滑に進めることができる仕組みを作る必要がありました。
そこで、その手法の一つとして、システム導入の検討を始めました。
- トーテック
- ―今回、プロポーザルを実施されての導入でしたが、どのような点を重視され、けあプロ・naviを選定いただいたのでしょうか?
- 西田様
- 「ケア倶楽部」(※注 関係者向けサイト)では、自治体職員等が自ら収集した情報や活動記録を登録することができ、本市では特にその点に注目をしておりました。情報の公開において段階を踏むことができたり、情報センターによる対応の柔軟さもあって情報の登録・編集作業にもバリエーションが持てます。
情報管理の仕組みも当初想像していたより厳重で安心感があります。
- トーテック
- ―けあプロ・naviはどのような場面でご活用いただけそうでしょうか。
- 西田様
- 導入したばかりということもあり、システムの効果的な活用方法については現在も検討しているところですが、現時点では特に、「ケア倶楽部」の積極的な活用を進めています。
自治体職員等の手により様々な情報を蓄積していき、それを各主体間で互いに共有し、それぞれの業務へ活用していくことで、地域の実情に応じた活動やサービスの創出・継続・発展のための支援を充実させることを考えています。
一方、住民向けサイトについては、市民等へ情報を発信することで市民サービスの向上を図るとともに、地域活動の担い手として取り組む多様な主体に対しても、情報の 周知・共有を進めていきます。さらにそこから自治体職員等のコーディネートにより、 話し合いの場やネットワークの構築につなげることで、地域の支えあいの体制づくりの推進を図りたいと考えています。
- トーテック
- ―今後、当社に期待することはどのようなことでしょうか?
- 西田様
- 本市では、まだ「けあプロ・navi」を導入したばかりであり、その効果的な活用については今後も他自治体の皆様の活用方法も参考にさせていただきながら、検討を進めていく予定です。
特に、住民向けサイトについては、外出がしづらい状況下でも、手軽に情報収集を行っていただけるようより一層の利便性の向上に、トーテックアメニティ様のお力をお借りしながら取り組んで参りたいと考えています。